「キラキラした物件情報の裏側」に潜む落とし穴…
『買わない決断』も正解だと、僕は本気で伝えます。
あなたの家探し、もう後悔させません。「そろそろマイホームかな」
そう考えて、住宅展示場に行ってみたり、ネットで情報を集めたり。だけど、営業マンの勢いに圧倒されたり、調べれば調べるほど何が正しいのか分からなくなって、夜中に一人、スマホを眺めては漠然とした不安を抱えていませんか?
特に「施主支給」なんて言葉を聞くと、「少しでも節約したいけど、トラブルになったらどうしよう…」って、ドキドキしますよね。その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
僕もね、実は自宅購入で一度失敗しかけたことがありまして…あの時の胃がキリキリする感覚、今でも忘れられません。
「この人なら本当のことを教えてくれるかもしれない」
もし、あなたが今、そう思ってくれたなら、この先に進んでみてください。僕が22年間、800組以上のご家族の家探しをサポートしてきた中で見てきた「施主支給のリアル」を、包み隠さずお話しします。きっと、あなたの家づくりの不安が、「これなら大丈夫!」っていうワクワクに変わるはずですから。
— 近所の頼れるおじさんより
↓不安をワクワクに変える家づくりの第一歩を、ここから踏み出しましょう↓
施主支給って何?なぜみんな惹かれるの?
「施主支給」という言葉、最近よく耳にするようになりましたよね。簡単に言うと、家を建てるときに、照明やカーテン、洗面ボウルなんかを、施主(つまり、あなたです)が自分で買ってきて、それを工務店やハウスメーカーに取り付けてもらうこと、です。
これ、なんでこんなに人気があるかというと、大きく2つの理由があるんです。
- 費用を節約したい!
- 自分だけの「こだわり」を実現したい!
ですよね、めちゃくちゃ分かります。工務店が提案してくる標準仕様って、やっぱり無難なものが多くて、値段もそこそこする。「もっと安くて、もっとおしゃれなものがネットにあるのに…」って思いますよね。
僕もね、以前は大手不動産会社で「とにかく契約を取ること」に必死なバリバリの営業マンでしたから、お客様が「これ、自分で買ってきてもいいですか?」って言われたら、「えー…それはちょっと…」って濁しちゃってたんです。
だって、会社としては利益が減るし、手間が増えるから。でも、ある時、僕が強引に決めてしまったお客様から「あなたを信じたのに」って言われた言葉が、今でも胸に突き刺さっています。
だからこそ、今の僕は「お客様が購入後に後悔しないこと」を何よりの最優先事項にしています。施主支給は、うまくやれば本当に賢い選択肢。だけど、その裏側にあるリスクも、ちゃんと知っておいてほしいんです。
施主支給のリアルな落とし穴!「聞いてないよ…」は避けたい3大トラブル
施主支給は「節約」と「こだわり」の夢を叶える素敵な方法。だけど、僕がこれまで見てきた中で、「まさかこんなことになるなんて…」と、お客様が頭を抱えていたトラブルがいくつかあります。
ここでは、特に多い3つの落とし穴と、それを避けるための僕からのアドバイスをお話ししますね。
トラブル1:まさかの「取り付け拒否」!?寸法の壁とプロのプライド
「ネットでめちゃくちゃ可愛い洗面ボウルを見つけたんです!これ、うちの洗面台にピッタリだと思って…」
お客様がキラキラした目で話してくれるのは嬉しいんです。でも、いざ現場に持ち込んでみたら…「あれ?これ、この洗面台には取り付けられないですよ。」なんてことが、実は結構あるんです。
僕の経験上、こんなケースがありました。
- 給排水管の位置が合わない!:洗面ボウルの排水穴と、壁から出ている給排水管の位置がズレていて、そのままでは接続できない。
- 蛇口の穴が開かない!:選んだ洗面ボウルには蛇口の穴が一つしかないのに、お客様が買ってきた蛇口は2つ穴用だった。
- 重さに耐えられない!:デザイン重視で選んだ大型のシャンデリアが、天井の下地では重さに耐えられないことが判明。補強工事が必要になった。
これ、例えるなら、一流レストラン(工務店)でフルコースを頼んだのに、メインディッシュの食材(特定の設備や建材)だけを自分で持ち込むようなものなんです。
シェフ(工務店)はその食材の品質や調理法に口を出すし、万が一食中毒が出た場合の責任の所在は曖昧になりがちですよね。プロにはプロの目と、培ってきた技術と経験がある。取り付けが難しいと判断された場合、工務店は安全面や品質面から「これはできません」と断ることがあるんです。
僕からのアドバイス:
ネットで可愛いものを見つけたら、まずその商品の「仕様書」をダウンロードして、寸法や取り付け方法、電力など、詳細を工務店の担当者に見せてください。「これ、うちの家に合いますか?」「取り付けに何か特殊な工事は必要ですか?」って、遠慮なく聞いておくのが、一番のトラブル回避策ですよ。
トラブル2:届いてみたら「イメージと違う…」ネット購入の罠
「この照明、写真だとめちゃくちゃ素敵だったのに、実物を見たら安っぽくてがっかり…」
これも、施主支給あるあるなんですよねぇ。ネットショッピングって便利だし、たくさんの選択肢があるから、ついついポチっちゃいますよね。
でも、スマホの画面で見る色味と、実際に届いた商品の色味って、結構違うこと、ありません?特に、木材の色やタイルの質感、ファブリックの風合いなんかは、写真ではなかなか伝わりにくいんです。
僕のお客様で、壁にアクセントとして貼るタイルを施主支給された方がいました。写真ではちょっとヴィンテージ感のある落ち着いたグレーに見えたらしいのですが、実際に届いたものは、「あれ?これ、なんか青みが強くて、思ってたのと全然違う…」と。
すでに施工日も決まっていたので、泣く泣くそのまま使いましたが、お客様は引き渡し後も「あのタイルだけは、なんか浮いてるんだよなぁ」って、ずっと気にしてらっしゃいました。
僕からのアドバイス:
色味や質感が重要なものは、できるだけ「実物を見る」か、「サンプルを取り寄せる」ことを強くお勧めします。ネットでしか買えない商品でも、大手ならショールームがあったり、サンプル提供をしているところもありますから。ちょっと手間がかかりますけど、後悔しないためには、これくらいはやっておいて損はありませんよ。
トラブル3:「これ、どっちの責任?」故障時の押し付け合いが地獄絵図
「せっかく取り付けた照明が、数ヶ月で点かなくなったんです。これ、工務店さんの責任ですよね?」
「いや、それは施主様が支給された品物なので、うちでは保証できません。」
はい、これ、めちゃくちゃよくある、施主支給品における最大級のトラブルです。もう、胃がキリキリするような状況ですよね。
せっかくこだわって選んだものが故障したのに、どこに責任があるか分からなくて、修理費用も誰が持つのかも宙ぶらりん…。これじゃ、せっかくのマイホームが悲しい思い出になっちゃいます。
- 工務店側の言い分:「品物の不具合はメーカーや販売店の責任なので、うちの保証対象外です。取り付け工事に問題がなければ、うちの責任ではありません。」
- 施主側の言い分:「取り付け方が悪かったんじゃないですか?普通に使ってただけなのに、こんな早く壊れるはずない。」
ね?こうなると、もう水掛け論なんです。民法上の請負契約だと、注文者が支給した材料に欠陥があった場合、原則として注文者(施主)の責任になることが多いんです。でも、「工務店がその材料の欠陥を知りながら告げなかった」なんて例外もあるから、話がややこしくなる。
最終的に、修理費用も手間も、全て施主が負担することになるリスクが、施主支給には常に付きまといます。ここは、本当に肝に銘じておいてほしいポイントです。
僕からのアドバイス:
施主支給品は、メーカー保証がしっかりしているものを選ぶこと。そして、購入時の領収書や保証書は、家の引き渡し後も大切に保管しておいてください。万が一の時には、メーカーに直接問い合わせる形になりますからね。
工務店が施主支給を嫌がるのはなぜ?彼らの本音を知ろう
「僕だって、できることならお客様の希望は全部叶えてあげたいですよ。」
これは、僕が信頼しているある工務店の社長がこぼした言葉です。施主支給って、お客様にとってはメリットがたくさんあるように見えますけど、工務店側には、正直なところ「うーん…」と感じる部分があるんです。
彼らが嫌がるのには、いくつか理由があります。これを理解することで、工務店との交渉がスムーズに進むこともありますから、ちょっと聞いてくださいね。
手間と工期の遅延
施主支給品って、工務店にとっては「初めて扱うメーカーの、初めての製品」ってことが多いんです。
- 取り付け方法の確認:いつも使っているメーカーなら説明書を見なくても分かるけど、支給品だとイチから確認しないといけない。
- 検品の手間:届いたときに破損がないか、部品が全て揃っているか、サイズは合っているか。これらを確認する時間も必要。
- 納期管理:お客様が自分で注文するから、納品が遅れたり、指定した日に届かなかったりすることも。そうなると、工事全体が止まってしまう。
僕がまだ大手で数字を追っていた頃、お客様が施主支給したいと言われた時、「時間がないから」「保証の問題が…」と言って断ったことがあります。正直、その時は「面倒が増える」という気持ちが一番大きかった。今思えば、本当に申し訳なかったな、と反省しています。
品質保証の責任問題
さっきも少し触れましたが、施主支給品って、何かあった時の責任の所在が曖昧になりがちなんです。
- 「品物が不良品だった」→これはメーカーや販売店の責任。工務店は関係ない。
- 「取り付け方が悪くて故障した」→これは工務店の責任。
でも、実際にトラブルが起きたとき、「どっちが原因なの?」って判断がすごく難しいんです。特に、電気製品や水回りの設備なんかは、取り付けの不備か、製品自体の初期不良か、素人目には判別できませんからね。
工務店としては、引き渡した家全体に責任を持つわけですから、品質が不明確なものを組み込むのは、正直リスクが大きいんです。
仕入れ利益の減少
これは、もうぶっちゃけた話ですけど、工務店も会社ですから、当然利益を追求します。
彼らは、設備メーカーや建材メーカーと長年の取引があるから、一般の人が買うよりも安く仕入れることができるんです。そして、そこに彼らの「仕入れマージン(利益)」を乗せてお客様に提供しています。
施主支給されると、このマージンがなくなってしまう。だから、「無償で取り付けてください!」って言われると、工務店としては「手間だけ増えて、利益は減る…」ってなってしまうわけです。
でもね、こうやって工務店の本音を知ると、「あ、なるほど。だから嫌がるのか」って、少しは気持ちが理解できるようになりませんか?大事なのは、「お互いの立場を理解して、Win-Winの関係を築くこと」なんです。
僕が独立(または地域密着型企業に転職)してからは、お客様の「不安」が「ワクワク」に変わる瞬間を見るのが一番の喜びです。だから、無理に「買え!」「やめとけ!」とは言いません。ちゃんとリスクとメリットを知った上で、あなたが納得できる選択をしてほしいんです。
後悔しないために!施主支給を「成功」させるための5つの鉄則
「じゃあ、施主支給ってやっぱり諦めた方がいいの?」
そんなことはありません!ちゃんとポイントを押さえれば、施主支給はあなたの家づくりを最高に楽しいものに変えてくれます。僕が長年の経験から導き出した、施主支給を成功させるための「5つの鉄則」をお伝えしますね。
鉄則1:【最重要】契約前に「どこまでOKか」書面で明確にする
これ、もう本当に「命綱」だと思ってください。家づくりの契約前に、施主支給したいもののリストを工務店に提出し、一つ一つ「これはOK」「これはNG」「これは追加費用がかかる」というのを、書面に残して合意するんです。
「言った、言わない」論争って、本当に精神的に疲弊しますからね。僕もお客様と工務店の板挟みになって、胃薬が手放せなかった経験が何度もあります。だからこそ、契約書は「盾」であり、「道標」。あなたの家づくりを守る、最後の砦だと思ってください。
- 施主支給品リストの作成:何を持ち込みたいか、メーカー名、型番、数量を具体的にリストアップ。
- 取り付け可否の確認:工務店が取り付けを拒否しないか、事前に確認。
- 取り付け費用の明確化:無償は期待せず、適正な「支給品取り付け費」を提示してもらう。
- 保証範囲の確認:支給品に起因する不具合の責任分界点を明確にする。
これらを契約書や「施主支給に関する覚書」のような形で、必ず書面に残しておいてください。僕がFPの資格も取ってから、特にこの「書面での合意」の重要性を痛感しています。曖牲なまま進めると、後で必ず後悔しますよ。
鉄則2:妥協しない!「信頼できる製品」と「販売店」選び
「安物買いの銭失い」って言葉、耳が痛いですよね。施主支給で節約したい気持ちはよく分かります。でも、価格だけで選んでしまうのは危険信号です。
長く使う家の一部になるものですから、信頼できるメーカーの製品を選ぶのが基本。そして、販売店も重要です。
- メーカー保証の有無:最低でも1年、できれば2年以上の保証があるか。
- 返品・交換条件の確認:万が一、サイズ違いや初期不良があった場合の対応はどうか。
- レビューや評判の確認:実際に購入した人の意見も参考にしましょう。
- 予備品の検討:電球など、消耗品で交換が難しいものは予備をいくつか買っておくのも手です。
「これ、プロの目から見てどうですか?」って、工務店の担当者に相談してみるのもいいですよ。彼らはたくさんの建材や設備を見てきていますから、耐久性やメンテナンス性、取り付けのしやすさなど、プロならではの視点でアドバイスをくれるはずです。
鉄則3:工務店との「密なコミュニケーション」で不安を解消
これ、僕が一番大切にしていることなんです。「誰に相談していいか分からず、営業マンを敵だと思っているあなた」に、「この人なら本当のことを教えてくれるかもしれない」と感じてほしい。それと同じで、工務店もあなたの「味方」だと思える関係を築いてください。
施主支給品は、あなたの「こだわり」の象徴です。だからこそ、工務店に「丸投げ」ではなく、「一緒に作っていく」という気持ちで接することが大事。
- 製品仕様の徹底共有:購入する商品の寸法図、取扱説明書、取り付けマニュアル、電力消費量など、手に入る情報は全て工務店に提供してください。
- 納期の報告:注文したらすぐに「〇月〇日に届きます」と工務店に連絡。現場のスケジュール調整に役立ちます。
- 定期的な進捗確認:「何か困ったことありますか?」「取り付け、順調ですか?」と、自分から声かけをする。
これ、例えるなら、プロの登山ガイド(工務店)と困難な山(家づくり)に挑む際、自分の登山靴やザック(施主支給品)を持ち込むようなものです。
それがガイドの持つ他の装備と適合するか、耐久性は十分か、そして何より、それが命綱となり得るかを入念に確認する必要があるんです。ガイドとの信頼関係が、登頂成功の鍵を握るように、工務店とのコミュニケーションが、家づくりの成功を左右します。
鉄則4:万が一の「トラブル対応」を事前に決めておく
人生って、いつも順風満帆とは限りませんよね。家づくりも同じで、どんなに注意していても、トラブルは起こりうるものです。だからこそ、「もしもの時」にどうするかを、事前に決めておくことが、あなたの心の平穏を守ります。
具体的には、こんなことを工務店と話し合って、書面に残しておくのがベストです。
- 責任分界点:
- 施主支給品自体に初期不良があった場合(→メーカー/販売店責任、施主が対応)
- 工務店の取り付けミスで不具合が生じた場合(→工務店責任、工務店が対応)
- 取り付け後に経年劣化で故障した場合(→基本的には施主責任)
- 修理・交換費用の負担:誰が、どこまで費用を負担するかを具体的に。
- 納期遅延時の対応:施主支給品の納品遅れで工期が伸びた場合、どうするのか。
これって、交渉学でいう「BATNA(Best Alternative To Negotiated Agreement: 交渉決裂時の代替案)」を明確にするってことなんです。つまり、「もし、施主支給ができなかったら、どうする?」っていう代替案を考えておくことで、工務店との交渉時に精神的な優位性を保ちやすくなるんですよ。最悪のケースを想定しておくことで、いざという時に冷静に対応できるようになりますからね。
鉄則5:工務店に「感謝とリスペクト」を忘れない
「お客様は神様だ!」なんて言葉もありますけど、家づくりは「お客様」と「プロ」が一緒に作り上げていくものだと僕は考えています。
工務店だって、あなたと同じ人間です。施主支給は、彼らにとっては正直なところ、手間が増えることが多い。それでも引き受けてくれるのは、「あなたのために頑張ろう」と思ってくれているからなんです。
だから、
- 「この照明、すごく気に入ってるんです!取り付け、よろしくお願いしますね。」って、一声かける。
- 「支給品取り付け費、ちゃんと支払いますから。」って、無償対応を期待しない姿勢を見せる。
- 差し入れなんかを持っていくのも、現場の職人さんのモチベーションを上げるのに、地味に効果的だったりします。
「この施主さんのために、もっと頑張ってあげたいな」って、職人さんや担当者に思ってもらえたら、きっと素敵な家づくりになりますよ。人間関係って、そういうものですよね。
施主支給、結局「アリ」なの?「ナシ」なの?現役FPのぶっちゃけ解説
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「で、結局のところ、施主支給ってやるべきなんですか?やらない方がいいんですか?」
って、ちょっとモヤモヤしてるかもしれませんね。僕もFPとして、「無理のない資金計画」を一番大切にしていますから、この問いには、少し僕自身の経験とプロの視点を交えてお答えしたいと思います。
結論から言うと…「ケースバイケース、だけど賢くやればアリ!」です。
施主支給のメリット・デメリットを冷静に比較してみよう
僕がお客様によくお話しするのは、これです。
| メリット(◎) | デメリット(×) |
|---|---|
| ◎ 費用を抑えられる可能性がある | × トラブル発生時の責任が曖昧になりがち |
| ◎ デザインや機能の選択肢が広がる | × サイズ間違いやイメージ違いのリスク |
| ◎ 自分のこだわりを最大限に実現できる | × 工務店との関係が悪化する可能性 |
| ◎ 家づくりに主体的に関わる楽しさがある | × 手間や時間、精神的な負担が増える |
| × メーカー保証が受けにくいケースがある |
結局のところ、「節約」と「安心」はトレードオフの関係になりがちなんです。
「少しでも費用を抑えたい!」という気持ちはよく分かる。でも、そのために後で「やっぱり工務店に任せておけばよかった…」と、余計な修理費用がかかったり、ストレスで夜も眠れなくなったりしたら、それは本当の意味での節約とは言えないですよね。
総コストを比較する「FP目線」の重要性
僕がFPの資格を取ってから特に意識しているのは、目先の価格だけでなく、「総コスト」で考えることです。
- 施主支給の場合:製品代 + 送料 + 工務店の取り付け費 + 万が一の予備費 + トラブル発生時の対応コスト(時間・精神的なものも含む)
- 工務店経由の場合:工務店の仕入れ価格 + マージン + 取り付け費 + 工務店保証費用(安心料)
これらを比較したときに、本当に施主支給の方が「得」なのかどうか、一度冷静に計算してみてほしいんです。
「わずかな差額のために、既製品に妥協するよりも、こだわりを追求する精神的満足度の方が遥かに価値がある」という考え方もあります。これは否定しません。家は長く住むものですから、日々の満足感って本当に大切です。
だけど、30年後のライフプランまで見据えたとき、その「こだわり」が、将来の教育費や老後資金を圧迫するようなことになっては本末転倒です。僕の役割は、あなたが「無理のない資金計画」で、本当に心から満足できる家を手に入れるお手伝いをすることだと思っています。
だから、「施主支給、やってみてもいいかも!」と思ったなら、ぜひ今回お話しした「5つの鉄則」を思い出してください。そして、少しでも不安を感じたら、「今はやめておこう」と、「買わない決断(この場合は施主支給しない決断)」も、立派な正解だと、僕は本気で伝えたいんです。
僕がオススメする「施主支給しやすいアイテム」と「避けた方が良いアイテム」
「施主支給はアリ!って言ってもらったけど、具体的に何なら大丈夫なの?」
はい、そう思いますよね。僕の経験と、工務店さんの本音を聞いてきた中で、「これなら比較的安心して施主支給できるな」というものと、「これはちょっとリスクが高いから避けた方が無難だよ」というものがあります。
参考にしてみてくださいね。
施主支給しやすいアイテム
これらは、比較的取り付けが容易で、万が一の故障や不具合があっても、家全体への影響が少ないものです。
- 照明器具(ペンダントライト、スポットライト、シーリングライトなど)
- 一般的な引掛けシーリングに対応していれば、取り付けは比較的簡単。
- デザインにこだわると、空間の雰囲気が一変しますよね。
- ただし、重量級のシャンデリアなどは、天井補強が必要な場合があるので要注意。
- カーテン、ブラインド、ロールスクリーン
- 採寸さえ間違えなければ、取り付けは比較的容易。
- 豊富なデザインから選べるのが魅力。
- 後からでも交換しやすいので、リスクが小さいです。
- トイレットペーパーホルダー、タオルリング、タオルハンガー
- これも取り付けが簡単で、デザインのアクセントになります。
- 水栓金具とセットになっているような凝ったデザインでなければ、壁に穴を開けるだけで取り付けられることが多いです。
- 表札、ポスト
- 家の顔となる部分なので、こだわりたいですよね。
- 取り付け位置や方法を事前に工務店とよく打ち合わせれば問題ありません。
これらのアイテムは、もし万が一不具合があっても、修理や交換が比較的容易で、家全体の機能に大きな影響を与えることも少ないので、安心して施主支給を検討できると思います。
避けた方が良いアイテム
逆に、これらは専門的な知識や技術が必要だったり、故障した場合に家全体への影響が大きかったり、保証の問題が複雑になりがちなものです。
- システムキッチン、ユニットバスなどの大規模設備
- 給排水や電気、ガス、換気など、多くの設備が複雑に絡み合っています。
- サイズがミリ単位で違っても、取り付けられないことがあります。
- 取り付け後の保証問題も、最もこじれやすい部分です。
- 給湯器、エアコン、換気扇などの住宅設備
- 専門の資格が必要な取り付け工事が多く、安全面でもリスクが高いです。
- 故障した際の交換や修理も、専門業者でないと難しい。
- 電気代やガス代など、ランニングコストにも直結します。
- 床材、壁材(特に水回りや外部に使うもの)
- 耐久性、防水性、防火性など、性能が非常に重要です。
- 施工不良があった場合、雨漏りや家の構造に影響を及ぼす可能性があります。
- 長期的な観点で、工務店が推奨する信頼できるものを採用するのが賢明です。
- 内装ドア、建具
- 開口部の寸法に厳密な精度が求められ、建物の歪みなどにも影響が出やすい。
- 取り付け後の調整も繊細で、工務店が慣れているものを使う方が無難です。
もちろん、どうしてもこだわりたい場合は、これらのアイテムでも施主支給は不可能ではありません。でも、その場合は、より一層、工務店との事前の綿密な打ち合わせと、書面での合意が不可欠になります。そして、相応のリスクがあることを覚悟しておくべきでしょう。
施主支給は、単なる節約ではない。理想の家を「自分でつくり上げる」挑戦です。僕からのアドバイスは、あくまで「後悔しないため」のもの。最終的に何を選ぶかは、あなたの家に対する想いと、リスクに対する考え方次第ですからね。
まとめ:「後悔しない家づくり」のために、今日からできること
長くなりましたが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
施主支給って、インターネットで調べれば調べるほど、「メリット」ばかりが強調されがちです。でも、僕が22年間、不動産業界の最前線で見てきたリアルは、「キラキラした情報の裏側には、必ずリスクが隠れている」というものでした。
だからこそ、僕は「買わない決断」も正解だと伝えます。それは施主支給においても同じです。もし、リスクを負ってまで施主支給したいものがなければ、無理にやる必要はないんです。
でも、「やっぱり、あの照明だけは譲れない!」とか、「洗面ボウルだけは、絶対にこれにしたい!」という強いこだわりがあるなら、ぜひ今回の「施主支給成功マニュアル」を実践してみてください。きっと、あなたの不安が「これなら大丈夫!」というワクワクに変わるはずです。
今日、あなたが持ち帰ってほしいことは、この3つです。
- 【最重要】契約前に、工務店と施主支給品について「書面で合意」すること。
- ネット購入でも、必ず「実物確認」か「サンプル取り寄せ」をすること。
- 工務店は「敵」じゃない。「パートナー」として、密にコミュニケーションを取ること。
家づくりは、人生で一番大きな買い物の一つです。だからこそ、後悔だけはしてほしくない。僕がファイナンシャルプランナーの資格も取って、単なる物件紹介ではなく、30年後のライフプランまで見据えた「無理のない資金計画」の提案を大切にしているのも、そのためなんです。
あなたの家づくりの「不安」が「ワクワク」に変わる瞬間を、僕は心から応援していますよ。もし、また何か困ったことがあったら、いつでも僕のブログを覗きに来てくださいね。
↓あなたの不安をワクワクに変える家づくりの情報、他にもたくさんありますよ↓

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