「家賃もったいない」でフルローン組む前に…私の”後悔”と“後悔させない”約束
家賃、もったいないですよね。
でも、その「もったいない」が、あなたの人生を本当に「もったいない」結果に導くかもしれない。
大丈夫。あなたは一人じゃない。私がいます。
あなたは今、こんな風に考えていませんか?
- 毎月払う家賃が、ただ消えていくお金に思えて仕方ない。
- 「だったら、いっそ家を買って自分の資産にしたい!」って強く願っている。
- でも、貯金はほとんどないし、頭金ゼロのフルローンはさすがにリスクが高いって、親やファイナンシャルプランナー(FP)には猛反対されている。
- 「いやいや、今は超低金利だし、なんとかなるでしょ!」って、根拠のない自信と、「でも、もし破綻したらどうしよう…」っていう漠然とした不安の間で、毎日もんもんとしている。
夜中に一人、スマホで「フルローン リスク」「頭金なし 破綻」なんて検索して、余計に眠れなくなっちゃったりして。
ええ、よく分かります。その気持ち、めちゃくちゃ痛いほど分かりますよ。だって、僕もかつて、あなたと同じような気持ちで突っ走りそうになった経験があるんですから。
僕のところに相談に来る30代後半の方、特に奥さんと小さなお子さんがいるパパさんたちによく聞かれるんです。「家賃がもったいないから、そろそろマイホームを」って。住宅展示場や不動産屋で、勢いのある営業マンに圧倒されて帰ってきて、うちの事務所でヘトヘトになってコーヒーを飲んでいる姿を、これまで何百組と見てきました。
僕が伝えたいのは、決して「家を買うな」ということじゃありません。
「お客様が購入後に後悔しないこと」を何よりも優先したいんです。
このブログでは、「家賃もったいない」というあなたの真っ直ぐな気持ちに寄り添いながらも、その裏に潜む「頭金なしフルローン」のリアルなリスクを包み隠さずお話しします。
そして、僕が22年間、この業界の最前線で培ってきた知識と経験をもとに、どうすれば後悔せずに、本当に安心できるマイホームを手に入れられるのか、具体的な方法までお伝えしていきますね。
読み終わる頃には、あなたのモヤモヤした不安が少しでも晴れて、「よし、こうしよう!」って前向きな気持ちになれるはず。
さあ、一緒に「後悔しない家選び」のヒントを探しに行きましょうか。
「家賃もったいない」って本心?本当にフルローンで大丈夫?
ねえ、ちょっと聞いてもいいですか?
「家賃もったいない」って、めちゃくちゃ共感する気持ち、分かります。
毎月10万円、15万円って払って、それが自分のものにならないって考えると、「うわー、もったいない!」ってなりますよね。お金持ちの人でも、たぶん同じこと思うはずですよ。
でもね、この「もったいない」っていう感情が、実はすごく危ない落とし穴になることもあるんです。
だって、その「もったいない」って言葉の裏側には、「早く自分の家を持ちたい」「将来の経済的な不安を解消したい」「周りの友達も家を建ててるし、自分も早く…」みたいな、色々な焦りや期待が隠れていたりしませんか?
僕も若い頃は、会社の数字を追うのに必死で、お客様の「迷い」を強引なトークでねじ伏せちゃった苦い経験があります。
あの時は「とにかく契約を取ること」が僕の最優先事項だったから、「お客様が後悔しないか」なんて、二の次になっていたんです。
でもある時、僕を信じてくれたお客様から「あなたを信じたのに…」って言われた言葉が、今でも僕の胸に突き刺さっています。そのお客様は、僕の言うことを鵜呑みにして、ちょっと無理のあるローンを組んでしまった。その後、金利が少し上がっただけで、あっという間に家計が苦しくなってしまったんです。
その経験以来、僕は「お客様が購入後に後悔しないこと」を何よりも大切にしています。だからこそ、今の僕は「買わない決断」も正解だと、はっきり伝えています。
だって、無理して買って、人生が辛くなるなんて、それこそ本当にもったいないじゃないですか。
「低金利の今ならいける!」って、本当は不安でしょ?
「今は低金利だから、フルローンでもいけるっしょ!」
って、ネットの記事とか、ちょっと詳しい先輩とかが言ってるのを聞くと、なんとなく「うんうん」って頷いちゃいますよね。
でも、心の奥底で「本当に大丈夫かな…」って、ちょっとだけ不安を感じていませんか?
だって、それが「根拠のない自信」だって、あなた自身が一番よく分かっているはずだから。
低金利って、たしかに魅力的です。借りる側からすれば、金利が低いほど毎月の返済額は少なくて済むし、総支払額も抑えられます。
でもね、この「低金利」って、いつまで続くか、誰にも分からないんです。まるで、晴れた日の空がいつまでも続くと思うようなもので、急に雷雨になることだってありますよね。
特に、変動金利型のローンを選んだ場合、金利が上がったらどうなるか、具体的に考えたことはありますか?
例えば、金利がたった1%上がっただけで、毎月の返済額が数万円跳ね上がるなんてことも普通に起こりえます。
今の家計で、急に毎月数万円の負担が増えても、生活に支障はないですか?
子どもの教育費、食費、光熱費…ただでさえ出費が多い30代後半のご家庭なら、その数万円はめちゃくちゃ大きいですよね。
僕も、リーマンショックで不動産市況が暴落した時、多くのお客様が苦しむ姿を目の当たりにしました。「売って終わり」の営業スタイルに疑問を持ったのは、あの時からです。
「買えない決断」も「正解」だと伝えたい。これは、僕が過去に見てきた「買って後悔した人たち」の悲鳴が、今も耳の奥に残っているからなんです。
頭金なしフルローンが「危険すぎる」これだけの理由
さて、ここからは、ちょっと耳が痛い話かもしれません。
でも、僕があなたに後悔してほしくないから、正直にお伝えしますね。
結論から言うと、貯金がほとんどない状態で頭金なしのフルローンを組むのは、めちゃくちゃ危険です。
まるで、十分な装備も訓練もないまま、いきなりエベレストに挑むようなもの。一歩間違えれば、取り返しのつかないことになるリスクが高いんです。
その危険性を、一つずつ具体的に見ていきましょうか。
金利変動リスク:甘い変動金利は、時に牙を剥く
多くの人が低金利の恩恵を受けようと、変動金利型の住宅ローンを選びます。
「変動金利は安いし、ずっとこのままでしょ?」って思っちゃいますよね。
でも、これ、ちょっと待って!
住宅ローンは、30年とか35年とか、超長い期間の借り入れです。その間、日本の金利がずっと今のままだなんて、誰も保証できません。
例えば、もし金利が1%でも上がったらどうなるか?
仮に3,000万円を変動金利0.5%で35年借りたとします。
- 今の金利 (0.5%):毎月返済額 約7.7万円
- 金利が1%上がった場合 (1.5%):毎月返済額 約9.2万円
見てください。毎月1.5万円も返済額が増えるんです。
年間だと18万円ですよ?これって、お子さんの塾代や習い事代、家族旅行費用くらいになっちゃいますよね。
もし金利が2%上がったら、さらに悲惨なことになります。毎月返済額は10万円を超え、あっという間に家計が火の車になる可能性も。
「いや、そんなに金利が上がるわけないでしょ」って思います?
でも、もし上がった時、あなたのご家庭の家計は耐えられますか?
僕が過去に見てきた中には、まさにこの金利上昇で生活が立ち行かなくなり、泣く泣く家を手放した人もいるんです。
変動金利は、安い間は本当にありがたいけど、いつ牙を剥くか分からない猛獣みたいなもの。手懐けるには、それなりの覚悟と準備が必要ですよ。
住宅購入後の「見えないお金」:家計を蝕む維持費の罠
家を買うって言うと、「住宅ローンさえ払えればOK!」って思われがちです。
いやいや、それが大きな落とし穴なんです。
家を購入した途端、これまで家賃以外にあまり意識していなかった「見えないお金」が、わんさか押し寄せてくるんですよ。
- 固定資産税・都市計画税:毎年かかる税金です。マンションか戸建てか、エリアや広さで大きく変わりますが、数十万円単位でかかります。
- 火災保険料・地震保険料:これも必須です。万が一の災害から家を守るためですが、結構な金額になります。長期契約だと割引もありますが、それでも数年で数十万円かかることも。
- 修繕費積立金(マンションの場合):マンションなら毎月管理費と一緒に払っていますよね。戸建てでも、いつか外壁塗装や屋根の修理が必要になります。その時になって「お金がない!」じゃ困るから、毎月少しずつ貯めておく必要があるんです。
- 不動産取得税:家を購入した時だけかかる税金ですが、これも結構な額になります。忘れがちだけど、結構なインパクトですよ。
- その他:マンションなら管理費、町内会費、設備の維持費(給湯器の交換とか)…もうね、キリがないくらい色々あるんです。
これらの費用、頭金なしのフルローンで、貯蓄がほとんどない状態でスタートしたらどうなると思いますか?
毎月の住宅ローン返済に加えて、これらの費用がドンと来る。これじゃあ、日々の生活を切り詰めるしかなくなっちゃいますよね。
「せっかくマイホームを手に入れたのに、旅行にも行けない、美味しいものも食べに行けない…」
そんな生活、本当に望んでいますか?
「夢のマイホーム」が、いつの間にか「家計を圧迫する重荷」に変わっちゃうなんて、悲しいじゃないですか。
万一の備えがない恐怖:病気、失業、災害…もしもの時、どうする?
人生って、本当に何が起こるか分からないですよね。
健康でバリバリ働けているうちはいいんです。
でも、もし突然、病気や怪我で働けなくなったら?会社が倒産して、まさかの失業、収入が途絶えたら?地震や台風で、家が住めなくなってしまったら?
そんな「もしも」の時に、あなたの手元に十分な貯蓄がなかったら、どうなりますか?
住宅ローンは、待ってくれません。
確かに、住宅ローンには「団体信用生命保険(団信)」っていうのが付いていて、契約者が亡くなったり、高度障害になったりした場合は、保険でローンが完済されます。
でも、これはあくまで「死亡」や「高度障害」の場合です。
「ちょっとの間、病気で入院して休職することになった」とか、「リストラされて、次の仕事が見つかるまで数ヶ月かかる」なんていう状況では、団信は使えません。
そんな時、毎月のローン返済をどうしますか?
貯金がないと、あっという間に返済が滞り、最悪の場合、家を差し押さえられてしまうことだってあります。
僕の経験上、手元に「生活費の半年分から1年分」くらいの予備資金がないと、本当に危ないです。これは、住宅購入後の生活防衛資金として、絶対に確保しておきたいお金。
頭金なしでフルローンを組むということは、この「もしも」の時の備えがない状態で、綱渡りをするようなものなんですよ。
親やFPの意見を無視する代償:一番の味方を敵に回してない?
「親やFPからは無謀だと反対されているけど…」
って、あなたは言いましたよね。
考えてみてください。親御さんは、あなたのことを誰よりも心配してくれているはずです。FPだって、お金の専門家として、あなたの将来の家計がどうなるかを真剣に考えてアドバイスしてくれている。
彼らが「無謀だ」と言うのは、あなたを困らせたいからじゃなくて、あなたに「後悔してほしくない」からに決まってるじゃないですか。
「低金利だから大丈夫!」っていう根拠のない自信だけで、彼らの忠告を「はいはい」って聞き流してしまうのは、すごくもったいないことです。
むしろ、彼らの経験や知識は、あなたが乗り越えようとしている「家探し」っていう大きな壁を、ちゃんと乗り越えるための「ヒント」がいっぱい詰まっているはず。
僕もね、以前は会社の利益を優先して、お客様に「この物件は今買わないと損ですよ!」なんて言って、契約を急がせたことがありました。
でも、そのお客様が後に苦しむ姿を見て、「ああ、自分はなんてことをしてしまったんだ…」って深く反省しました。
だからこそ、今の僕は「買わない決断」も正解だと伝えています。そして、あなたのご両親やFPさんも、同じようにあなたのことを心から思っているはずです。
一度、彼らの話をじっくり聞いてみませんか?
もしかしたら、あなたが気づいていないリスクや、もっと賢い選択肢を教えてくれるかもしれませんよ。
彼らは、あなたの一番の味方なんですから。
ギリギリのローン審査通過は「返済可能」じゃない!本当の意味を知ってる?
住宅ローンの審査に通った時って、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
「やった!これでマイホームに手が届くぞ!」って、最高の気分になるはず。
でもね、ちょっと冷静になって考えてほしいんです。
金融機関が「審査に通りました」と言うのは、あくまで彼らの基準で「あなたは返済能力がありますね」と判断した、ってことなんです。
彼らは、年収に対する返済比率とか、勤続年数、過去の借入履歴とか、そういう客観的な数字で判断します。
でも、彼らはあなたの毎日の食費がいくらで、お子さんの塾代がいくらかかって、これからどれくらいのペースで貯金していきたいかなんて、そこまでは見ていません。
極端な話、返済比率がギリギリでも、他の条件が良ければ審査に通ることはあります。
でも、それは「あなたは、ウチのローンをギリギリだけど返済できそうですね」って言われているのと同じなんです。
「返済可能」と「無理なく返済できる」は、全然違います。
貯金がほとんどない状態で、ギリギリのローンを組んでスタートするっていうのは、まるで足元にネットがない状態で綱渡りを始めるようなもの。
少しの風(金利上昇、急な出費、収入減)が吹いただけで、バランスを崩して転落してしまう危険性が極めて高いんです。
僕が独立してファイナンシャルプランナーの資格も取ったのは、単に物件を紹介するだけじゃなくて、お客様の「30年後のライフプランまで見据えた無理のない資金計画」を提案したかったからなんです。
だからこそ、言いたい。
審査に通ったからといって、安心しちゃダメですよ。それは、あくまでスタートラインに立つ資格を得ただけで、この長いマラソンを完走できるかは、あなたの準備にかかっているんですから。
じゃあ、どうすれば後悔しない家選びができるの?具体的な3ステップ
ここまで、ちょっと厳しい話を続けてしまって、ごめんなさいね。
でも、僕が本当に伝えたいのは、「後悔しない家選び」をしてもらいたい、ということです。
じゃあ、どうすればいいのか。
「貯金がないけど、家賃がもったいない」っていう状況からでも、着実に、そして賢くマイホームを手に入れるための具体的な3ステップを、僕と一緒に考えていきましょう。
ステップ1:今の家計を「見える化」しよう!「なんとなく」じゃダメ!
まず、最初の一歩は、ここからです。
自分の家計がどうなっているのか、これを「なんとなく」で終わらせている人が、めちゃくちゃ多いんです。
家計簿アプリでもいいし、Excelでもいい。手書きのノートでもOK。
とにかく、毎月の収入と支出を、細かく、徹底的に洗い出してみてください。
- 収入:給料、副業収入、その他手当など、入ってくるお金を全部。
- 支出:
- 固定費:家賃、スマホ代、インターネット代、保険料、サブスク(動画配信、ジムなど)、車のローン、子どもの習い事…毎月決まって出ていくお金。
- 変動費:食費、光熱費、交通費、交際費、娯楽費、被服費…毎月変動するお金。
これを1ヶ月でもいいから、真剣にやってみる。
そうするとね、「え?俺、こんなにお金使ってたの!?」って、絶対びっくりしますから。
特に、サブスクとか、使ってないのに毎月引き落とされているもの、ありませんか?
僕の相談者さんでも、「スマホ代の見直しだけで月1万円浮きました!」とか、「使ってないフィットネスジムの会費が月8,000円も出てた…」なんて声、ザラに聞きますよ。
この「家計の見える化」をすることで、どこを削れるか、どこなら節約できるかが、ハッキリと分かるようになります。無駄な支出をなくすだけで、毎月数万円浮くことだって、全然珍しくありません。
これこそが、頭金を作るための第一歩。そして、住宅ローンを組んだ後も、無理なく返済していくための基礎体力になりますからね。
ステップ2:頭金と予備資金を「目標設定」して貯める!
家計の見える化ができたら、次にすることは「目標設定」です。
「頭金なしでもいけるかな…」じゃなくて、「頭金をいくら貯めるか」を具体的に決めちゃいましょう。
理想は、物件価格の1割から2割くらいを頭金にできると、後々めちゃくちゃ楽になります。
例えば、3,000万円の家なら、300万円から600万円。
「うわ、そんなに!?」って思いました?
大丈夫、焦らないで。いきなり全部じゃなくていいんです。
まずは、月々いくら貯蓄に回せるかを、ステップ1で見つけた「浮いたお金」と合わせて算出します。
例えば、毎月5万円貯蓄に回せるとしたら、年間で60万円。5年で300万円貯められる計算になりますよね。
そして、もう一つ大事なのが「緊急時の予備資金」です。
これは、さっきもお話しした「病気、失業、災害」などの「もしも」の時のための、生活防衛資金のこと。
理想は、生活費の6ヶ月分から1年分。例えば、月々30万円で生活しているなら、180万円から360万円くらいを目標に貯めておきたいところです。
「え、そんなに貯められるかな…」って、また不安になりました?
もちろん、すぐに全部は無理です。でも、目標を設定して、それを「見える化」することが大事。
毎月少しずつでも、自動積立定期預金とか、つみたてNISAとかを活用して、着実に貯めていきましょう。
つみたてNISAは、少額から始められる投資で、国が推奨しているめちゃくちゃお得な制度です。僕も活用してますが、上手に使えば、貯蓄のスピードを加速させることもできますよ。
ポイントは、「まずは〇〇円貯める!」って具体的な目標を立てて、それを達成するための計画を立てること。
地味な作業に見えるけど、これが後々の安心感に繋がる、めちゃくちゃ重要なステップなんです。
ステップ3:FPと一緒に「未来」をシミュレーションしよう!
家計の見える化もして、貯蓄目標も立てた。
そしたら、最後の仕上げは「未来のシミュレーション」です。
これをね、ぜひ専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)と一緒にやってほしいんです。
なぜかって?
僕たちは、お金のプロとして、あなたの今の収入や貯蓄、家族構成、子どもの教育計画、老後のことまで全部ひっくるめて、住宅購入があなたのライフプランにどう影響するかを、具体的に数字で「見える化」できるからです。
- 「今の年収で、これくらいの物件価格だと、毎月の返済額はこれくらいになりますね」
- 「お子さんの大学進学の時期と重なると、ちょっと家計が苦しくなるかもしれません」
- 「金利が〇%上がると、返済額がこれだけ増えます。その時、どうしますか?」
- 「住宅購入後の固定資産税や修繕積立金も加味すると、毎月〇〇円くらいの余裕が必要です」
こんな風に、FPはあなたと一緒に「未来の家計」を疑似体験させてくれます。
僕のところに来るお客様も、最初は「頭金なしでいけますよね?」って強気だったのに、シミュレーション結果を見て「うっ…これはちょっと考え直した方がいいですね…」って、ハッとする人がほとんどです。
これは、「無理な計画」が数字としてハッキリ見えるから。
そして、FPはただ「無理です」って言うだけじゃなくて、「だったら、こうすれば無理なく購入できますよ」っていう、具体的な改善策も提案してくれます。
- 「あと〇〇万円、頭金を増やせれば、毎月の返済がこれだけ楽になります」
- 「購入時期を1年遅らせて、その間〇〇円貯蓄しましょう」
- 「予算を〇〇万円下げて、エリアを少し見直してみるのはどうでしょう」
こんな具体的なアドバイスがもらえるんです。
親御さんや友達に相談するのももちろん大事ですが、お金の専門家であるFPに相談することは、客観的で具体的な「最適解」を見つけるための、めちゃくちゃ賢い選択ですよ。
僕も独立してFPの資格を取ったのは、お客様に「買わない決断」も含めて、一番良い選択をしてもらいたかったからです。
だから、安心して相談してくださいね。僕は、あなたの「不安」を「ワクワク」に変えるお手伝いがしたいんです。
でも、本当に頭金ゼロは「悪」なの?逆張り視点も考えてみた
ここまで、頭金なしのフルローンにはリスクがいっぱいだよ、って話をしてきました。
でも、中には「いやいや、頭金ゼロでもメリットあるだろ!」って思う人もいるはず。
もちろん、ゼロとは言いません。物事には良い面と悪い面が必ずありますからね。
なので、ここではあえて「頭金ゼロのフルローン」の良い面、つまり「逆張り視点」も正直にお伝えしておきます。
ただし、その裏に潜むリスクも、ちゃんとセットで解説しますからね。
逆張り視点1:低金利を最大限活用!「今すぐ」資産を確保するメリット
「今、これだけ低金利なのに、頭金を貯めるために数年間待つのはもったいない!」
たしかに、低金利がいつまで続くか分からない状況で、早く家を買ってしまいたいという気持ち、よく分かります。
もし、頭金を貯めている間に金利が上がってしまったら、結果的に総支払額が増えちゃう可能性もありますもんね。
それに、人気のエリアや物件は、頭金を貯めている間に価格が上がってしまったり、他の人に買われちゃったりすることもあります。だから、「気に入った物件を逃したくない」っていう焦りも、すごく理解できます。
【ただし、これってすごくハイリスク!】
低金利を最大限活用できるのは、金利が上がり続けるリスクがない「全期間固定金利」を選べた場合くらいです。
変動金利を選んでいたら、金利が上がった時に、結局「低金利の恩恵」なんて吹き飛んでしまう可能性が高いんです。
それに、貯金がない状態だと、もし住宅ローン以外の緊急出費(例えば、急な家電の買い替えとか、子どもの病気とか)があった時に、一発で家計が破綻しちゃうリスクがあります。
「今すぐ」資産を確保できるのは魅力的に見えるけど、それは「もし、何も問題が起こらず、金利も上がらなかったら」という、かなり都合の良い前提に立っていることを忘れないでくださいね。
逆張り視点2:手元資金を温存!別の投資で増やす可能性
「頭金に何百万円も使うくらいなら、そのお金を投資に回した方が、もっと増えるんじゃない?」
これも、よく聞く意見です。特に、最近はNISAとかiDeCoとか、投資を始める人が増えましたからね。
確かに、もしあなたが年利5%とか7%で運用できる、めちゃくちゃ優秀な投資家なら、住宅ローン金利(例えば1%未満)を上回るリターンを得て、資産を早く増やせる可能性はゼロではありません。
手元にお金を残しておけば、急な出費にも対応できるし、より高いリターンが期待できる他の投資機会にも恵まれるかもしれない。
これは、理論上は「正しい」選択肢の一つとも言えます。
【ただし、これって誰にでもできることじゃない!】
まず、住宅ローン金利を上回るリターンを安定して稼ぎ続けることは、プロの投資家でもめちゃくちゃ難しいことです。
投資には「元本割れリスク」がありますから、もし失敗したら、頭金にも回せなかったお金が、さらに減ってしまう可能性も。
それに、手元資金を投資に回すということは、いざという時の「現金」が手元に少ない状態だということ。
急に現金が必要になった時に、投資しているものがちょうど値下がりしていたら、損切りして売るしかなくなっちゃいます。
「手元資金を温存して投資」は、かなり高度な金融知識と、リスク許容度、そして何よりも「失敗しても大丈夫」と思えるだけの経済的な余裕がある人向けの戦略です。
貯金がほとんどない状態の人が手を出すと、非常に危険な選択になりかねませんから、ここはくれぐれも慎重に考えてくださいね。
逆張り視点3:優良物件を早く購入!将来的な資産価値上昇の恩恵
「この物件、めちゃくちゃ良い立地だし、将来的には値上がりするはず!早く買っておくのが吉!」
これも、特に不動産投資的な視点を持っている人からは出てくる意見ですよね。
確かに、都心の一等地とか、人気の開発エリアとか、将来的な資産価値の上昇が期待できる物件もあります。
もし、そういった優良物件を頭金なしでも早く購入できれば、数年後にその物件の価値が上がって、資産が増えるという恩恵を受けられる可能性も、理論上はあります。
【ただし、これもめちゃくちゃ見極めが難しい!】
将来的に値上がりする物件を素人が見極めるのは、はっきり言って至難の業です。
「人気のエリアだから大丈夫!」って安易に考えていると、思わぬ落とし穴にはまることも。
例えば、人口減少が進む中で、地方の物件価格は下落傾向にありますし、都心でも何かの開発計画が頓挫したり、予期せぬ災害があったりすれば、簡単に価値が下がることもあります。
「物件価格が下落した」のに「ローンの残債は変わらない」状態、いわゆる「オーバーローン」になったら、もう最悪です。
もし、引っ越す必要があったとしても、家を売ってもローンが完済できないから、売るに売れない「塩漬け」状態に陥っちゃうんです。
これが、いわゆる「負動産」っていうやつですね。
将来的な資産価値の上昇を期待してフルローンを組むのは、未来へのギャンブル要素がかなり強いです。
よっぽど不動産市場に精通していて、確かな情報を持っている人でない限り、おすすめはできません。
ね?どの逆張り視点にも、ものすごいリスクが潜んでいるでしょう?
だからこそ、「頭金なしフルローン」は、基本的には「危険」だって、僕はあなたに伝えたいんです。
【ちょっと休憩】私の「痛い」失敗談と、その教訓
ここまで色々な話をしてきて、もしかしたら「このおじさん、ちょっと厳しすぎない?」って思ってる人もいるかもしれませんね。
でも、僕がここまで強く「後悔してほしくない」って言っているのには、ちゃんと理由があるんです。
それは、僕自身が、実は「自宅購入で一度失敗しかけた」という、めちゃくちゃ痛い経験があるからなんです。
僕がまだ若手で、大手不動産会社でバリバリの営業マンとして数字を追いかけていた頃の話です。
僕自身も、当時、結婚を機にマイホームを購入することになりました。会社の先輩や上司からは「営業マンたるもの、自分の家も買えないでどうする!」みたいなプレッシャーもあって、ちょっと背伸びをした物件に手を出してしまったんです。
もちろん、頭金はそれなりに入れましたよ。でも、今思えば、かなり無理のある資金計画でした。
「まあ、自分は不動産のプロだし、大丈夫だろう!」なんて、今あなたを悩ませている「根拠のない自信」みたいなものが、当時の僕にもあったんだと思います。
購入した当時は、たしかに景気も良くて、収入もどんどん上がっていくものだと信じていました。
ところが、数年後、あの「リーマンショック」が起こったんです。
ご存知の通り、不動産市場はあっという間に暴落。僕の収入もガクッと下がり、毎月のローン返済が、まるで重い石がのしかかるように感じられるようになりました。
「やばい…このままだと、家を手放すことになるかもしれない…」
あの時の、胃がキリキリするような不安と後悔の気持ちは、今でも忘れられません。
幸いなことに、僕の場合はなんとか踏ん張って乗り越えることができましたが、その経験は僕の「営業マンとしてのあり方」を大きく変えるきっかけになりました。
あの時、僕を信じてくれたお客様から言われた「あなたを信じたのに」という言葉。そして、僕自身が経験した「家計破綻の恐怖」。
だからこそ、今の僕は「買わない決断」も正解だと伝えています。業界歴が長いからこそ見える「キラキラした物件情報の裏側にあるリスク」や「住宅ローンの落とし穴」を包み隠さず伝えたい。
かつての僕のような営業マンに流されて後悔する人を一人でも減らしたい。
それが今の僕の原動力であり、このブログを書いている理由なんです。
だからね、僕はあなたの味方です。あなたの不安を、僕の経験で少しでも軽くしてあげたい。
そんな「親身な近所の頼れるおじさん」だと思って、僕の話を聞いてくれたら嬉しいな、と思っています。
まとめ:これだけは覚えて帰ってね!
さて、長くなっちゃいましたが、ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
最後に、今日の話で「これだけは覚えて帰ってほしいな」っていうポイントを、ぎゅっとまとめますね。
「家賃もったいない」という感情だけで、家を買うのはちょっと待って!
その感情の裏には、焦りや漠然とした不安が隠れていることが多いんです。一度立ち止まって、本当に「今」が買い時なのか、冷静に考えてみましょう。頭金なしフルローンは、想像以上にリスクが高い!
金利変動、見えない維持費、もしもの時の備えがない…これらが積み重なると、あなたの家計をあっという間に破綻に追い込む可能性があります。住宅ローン審査に通った=「無理なく返済できる」ではない!
銀行がOKを出しても、それはあくまで銀行の基準。あなたのライフプランに合っているかは別問題です。ギリギリのスタートは、精神的にもめちゃくちゃ辛いですよ。後悔しない家選びには、具体的な3ステップが不可欠!
- 家計の「見える化」で、現状と無駄を把握する。
- 頭金と予備資金の「目標設定」で、計画的に貯める。
- FPと一緒に「未来」をシミュレーションして、無理のない計画を立てる。
この地道な作業が、あなたの安心につながる一番の近道です。
親やFPなど、信頼できる人の意見に耳を傾けて!
彼らはあなたのことを一番に考えてくれています。彼らの経験や知識は、あなたにとっての貴重な道しるべになりますよ。
「低金利の今を逃したくない」「早く自分の家が欲しい」っていう気持ち、本当に分かります。
でも、住宅ローンは、人生で一番大きな買い物であり、一番長い期間のお付き合いになる借金です。
目先の「もったいない」や「低金利」に惑わされず、長期的な視点で、そして冷静に判断することが、めちゃくちゃ重要なんです。
僕の経験から言えることは、「急がば回れ」です。
ちょっと遠回りして、しっかり準備を整えた方が、結果的に後悔しない、満足度の高いマイホームを手に入れられるはずですから。
もし、この記事を読んで、少しでも「やっぱり、ちゃんと考えてみようかな」って思ってくれたら、僕はこのブログを書いた甲斐があったってもんです。
「誰に相談していいか分からない」って悩んでいるなら、いつでも僕を頼ってください。
僕は、あなたと同じ目線で、隣に座ってコーヒーを飲みながら相談に乗るような気持ちで、あなたの家探しをサポートしたいと思っています。
後悔しない家選び、僕と一緒に、一歩ずつ進めていきましょうね。
あなたの「不安」が「ワクワク」に変わる瞬間を、僕も楽しみにしていますよ。
もし、もっと詳しく僕の経験談を聞いてみたい、あるいは具体的な家計のシミュレーションをしてほしい、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ僕の公式サイトからお問い合わせください。
もちろん、相談は初回無料です。強引な営業は一切しませんから、安心して連絡してくださいね。

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